スぺサポとは
医療技術の進歩等を背景として、人工呼吸器や胃ろう等を使用し、たんの吸引や経管栄養等の医療的ケアが日常的に必要な医療的ケア児の数が急増しています。医療的ケア児が家族と暮らしていくためには医療・保健・福祉・教育など多岐にわたる分野が連携しての支援が不可欠ですが、そのための社会資源はまだまだ整備段階にあり、家族が確実に円滑な支援を受けるには多くの課題が存在しています。
こうした現下の環境を少しでも改善していくべく、医療的ケア児と家族支援の普及啓発と家族の暮らしを豊かにするモノやサービスの企画・開発・提供をミッションとして、一般社団法人スぺサポは令和3年9月に設立されました。
ご挨拶
私の娘は生まれた時から24時間人工呼吸器や経管栄養など沢山の医療的ケアを必要としています。多くの方々の支援のおかげで、10ヶ月の長期入院生活をへて在宅生活に移行することができました。これまでの経験から見えた課題や感じたことを発信すると共に、便利なツールやサービスをつくることでこれから在宅移行するご家族やそれを支える支援者のお役に立つことができればという思いで取り組んでいます。
代表 鈴木啓吾
ロゴの由来
支えていく社会を木の根っこで表現。社名は根っこをイメージし、繋がり広がっていくイメージでデザイン。人々や社会に支えられながら、成長していく様子は、上部で表現、双葉がやがて大きな気に成長をしていって欲しいという願いを込めました。
(Created by イラストレーター池田蔵人)
マスコットキャラクター
シマエナガのこゆきちゃんです。シマエナガは北海道に生息する、白くて丸くて小さな鳥です。群れで行動する習性がありお互いを支えあいながら集団で生きています。支えあいはスぺサポが最も大切にしている価値観です。
団体概要
団体名称:一般社団法人スぺサポ
ビジョン:医療的ケア児とその家族が安心して笑顔で幸せに暮らすことのできる社会
ミッション:医療的ケア児家族支援の普及啓発と家族の暮らしを豊かにするモノやサービスの企画・開発・提供
代表理事:鈴木啓吾
代表略歴:新卒で総合商社に入社。入社以来財務経理畑を歩む。国内関係会社投資ファンドで執行役員、海外事業会社でCFOなどへて現在本社勤務。専門は事業投資、ファイナンス、アカウンティング。2021年9月に副業としてスぺサポを設立。医療的ケアが必要な長女(まもなく4歳)の育児に奮闘中。2021年札幌市医療的ケア児支援者養成研修修了。
理事:秋山久
理事:関家一馬
助成金実績
・公益福祉財団 さわやか福祉財団
・公益財団法人 在宅医療助成 勇美記念財団
・公益財団法人 小林製薬 青い鳥財団
・大和証券財団
・社会福祉法人 丸紅基金
・SDGsジャパンスカラシップ岩佐賞